塾や習い事に通うときの子供の防犯対策

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

子供が犯罪被害に遭いやすいのは、下校時から夕方までの時間帯ですが、塾や習い事から帰る時間は通常の下校時よりも遅くなります。塾や習い事に通うことが決まったら、歩道がしっかり区分されている明るい道を選び、親子で一緒に下見をしましょう。コンビニがあると、いざと言う時に逃げ込むことができます。子供に教えておくべきポイントが2つあります。1つ目はコンビニのある道を選ぶこと。2つ目は危険を感じたら店舗に逃げ込むことです。ルートを決めたら寄り道をせず、毎回同じ道を通って行き来するよう決めておくことが大切です。
中学受験をする場合は、小学3年生くらいから電車で塾に通う子供も少なくありません。駅まで迎えに行く場合は、明るい場所で待ち合わせをすることも防犯上のポイントとなります。

行動範囲が広がる中高生の子供

中学生や高校生になると、通学はもちろん塾や予備校などで電車を利用する機会が増えます。子供たちだけでで出かけることも増え、行動範囲が広がるのに伴って、帰宅時間が遅くなる日もあります。中学生では約半数、高校生では9割以上がスマートフォンを所持していますが、思うように連絡が取れずに不安になってしまうこともあるでしょう。
通学や塾・予備校通いで電車を利用している場合は、交通系ICカードを利用した子供の防犯サービスを利用すれば、駅を通過したタイミングで利用した駅と通過した時刻がわかるので便利です。子供の行動をある程度把握できるため、小学生から中高校生まで、性別を問わず利用されています。
ICカードを利用した防犯サービスは、オンラインで申し込み可能です。申し込みの際はなりすまし防止策として、本人確認が必要となります。申し込み後、7日から10日前後でサービスの利用が開始されます。

交通系の防犯対策サービスを利用するメリット

小学校の高学年になると親の付き添いを嫌がる子供も出てきます。防犯サービスを利用すれば居場所がわかるので、安全なルートであれば子供だけで通えるようになり、自立心を養うことにつながります。
交通系の防犯対策は、中高生の子供を持つ親にもメリットです。スマートフォンを持たせているといつでも連絡が取れるため、帰宅時間の連絡を求めたり、しつこく連絡したりしがちですが、干渉し過ぎると反発を招いてしまいます。ICカードを利用したサービスなら、自動的に通知が来るので、親の不安が減り、子供にも余裕を持って接することが出来るようになるでしょう。

ピックアップ記事

防犯対策サービスで子供のICカードの残高を管理

学校や塾、習い事などに電車で通うときは、ICカードを利用することが多いでしょう。ICカードの残高が不足していると電車に乗れなかったり、改札を通り抜けようとしてドアが閉まってしまい、怖い思いをしたりする...

ITを活用!子供を見守る防犯対策サービス

現在はITを活用した、さまざまな子供の防犯対策サービスがあります。中でもGPSとスマホアプリを使った見守りサービスは、手軽で利用しやすいことが特徴です。子供にGPS端末を持たせておけば、スマートフォン...

塾や習い事に通うときの子供の防犯対策

子供が犯罪被害に遭いやすいのは、下校時から夕方までの時間帯ですが、塾や習い事から帰る時間は通常の下校時よりも遅くなります。塾や習い事に通うことが決まったら、歩道がしっかり区分されている明るい道を選び、...

電車を利用する子供の防犯対策

中学や高校はもちろん、小学校から電車で通学する子供もいるでしょう。いずれの場合も、入学式の前に通学ルートの下見をしておく必要があります。できれば日中の空いている時間だけでなく、実際に通学する時間帯に乗...